私は大学院生であり、授業のノートを取る際にPC等でノートを取ることが多いです。授業資料をインターネット上からダウンロードして、その資料に直接書き込んだり、線を引いたりする方が紙のノートを取るよりも効率的だからです。
私は費用対効果、及び使いやすさの観点から、iPadを日常的に利用しています。しかしながら、iPadの難点として、キーボードが付属していません。また、Apple社純正のキーボードは非常に高額であり、費用対効果の点で望ましくありません。
そのため私は、iClever社の折り畳み式キーボードIC-BK06Liteを使用しています。以下、このキーボードについて紹介させていただきます。

折り畳み式キーボードIC-BK06Liteの仕様
折り畳み式となっており、折りたたんだ際の表面がフェイクレザーとなっています。そのため、落ち着いた雰囲気のデザインとなっています。
Bluetoothも執筆時点で2番目に新しいもの(Bluetooth5.1)が搭載されています。そのため、Bluetoothが搭載されているPC、スマートフォン、タブレットすべてに接続できます。
また、私は利用しておりませんが、Bluetooth接続したそれぞれの機器を、簡単に切り替えできる(マルチペアリング機能)がついており、最大3台のデバイスを同時接続できます。
フル充電で約40時間使用することができます。また、キーボードの開け閉めによって電源を切ることができます。一定時間たてば自動でスリープ状態になり電池消耗を防いでくれる機能がついています。タブレット等との接続も、最初に設定をしてからは開け閉めするだけで自動で接続されます。
・折り畳み式
・落ちついた雰囲気のフェイクレザー
・Bluetooth5.1対応
・マルチペアリング機能で3台同時接続可能
・フル充電で40時間使用可能
・キーボードの開け閉めで電源on/off
・自動スリープで節電
・接続は一度設定すれば自動接続
折り畳み式キーボードIC-BK06Liteのメリット
1コンパクトで持ち運びやすい
重量はわずか129gと軽量になっています。キウイフルーツ1個が大体140gなので、キウイフルーツ1個よりも軽いことになり、非常に軽量です。そのため、カバンに入れてもあまり負担にならない点は魅力かと思われます。また、大きさについても、313.4 x 92.8 x 7.5mmというかなりのコンパクトサイズです。
2使用中に滑らない
先に述べた通り、外側に出る面がレザー調になっています。フェイクレザーであり、高級感があるというほどでもありませんが、つるっとした触り心地ではありません。そのためタイプ中にキーボードが滑ったり、動いたりしてしまうことはありません。当たり前のように思われるかもしれませんが、他商品ではキーボードが動いて使いにくいという口コミが書かれているものもありましたので、この点は重要かと思います。
余談ですが、つるっとしていない触り心地の方が、冬に触ってもひんやりしないというメリットもあります(笑)。
3充電の持ちがよい
充電について、最大40時間の連続使用が可能です。個人的には、それよりも長い時間使えているのでは?と思います。キーボードの開閉で、電源が自動ON/OFFになり、面倒な電源操作は不要なため、電源の消し忘れをしやすい人にとっても安心できる仕様となっています。また、USB式の充電方法である点も、充電しやすく、使いやすいなと感じています。
4低価格
現在3680円で販売されています。例えばApple社製のキーボードだと18800円することを考えるとかなり懐に優しい価格となっています。
iClever社では他にも3000円前後、高くて4000円以下のものがそろっています。そのため、キーボードにお金をかける余裕がないという方にも良いかと思います。
5キーボードの幅がやや狭い
私が使用しているPCのキーボードと比べて、キーボード幅が若干狭く作っているように思います。そのため、女性や手の小さい方で、通常のキーボードは少し幅が広いと感じている方には丁度良い幅かもしれません。
6スマホ用スタンドが付属
スマホ用スタンドが付属していました。これが非常に便利で、角度を60度から75度まで5段階調整が可能です。キーボードと一緒に使う必要はなく、スマートフォンで動画をみるときに使えます。いわばおまけです(笑)。
ちなみに私は、普段使いしているコンパクト型置時計のスタンド部分が折れて自立しなくなってしまったので、このスマホ用スタンドにこの時計を置いています。
折り畳み式キーボードIC-BK06Liteのデメリット
1変換予測がやや変
通常のiPhone等での入力や、コンピューターの入力よりも、変換予測が不自然なことがあります。そのため、逐一打ち直す必要があるのがややストレスとなることがあります。
2やはりPCの方がキーボードとしての質は高い
打ちやすさについてはPC付属のキーボードにはやはり劣ります。このキーボードも滑らかに入力できるのですが、他のPCを使った後にこのキーボードを使うと、やや使いにくく感じるかもしれません。また、キーボードの打ちやすさに拘りを持っている方には不向きかと思います。
3真っ黒であるため、カバンの中で見失いやすい
色が黒なので、カバンの内側が黒い場合には、見失ってしまうことがあります。特に大きめのカバンで、ポケットがないものを使用している方は、見失う頻度が増えて不便かもしれません。
4充電の持ちがよすぎて充電するのを忘れる
充電の持ちが良いのは上述の通りで、非常に便利なのですが、あまりに切れないので、充電の残量を確認する頻度が減り、結果として充電切れになって始めて慌てて充電するということになりがちです。これは充電の持ちがよすぎるからこそのデメリットだと思います。
折り畳み式キーボードIC-BK06Liteのまとめ
コンパクトである点と、コスパがいい点がこの商品の最大のポイントだといえます。
折り畳み式キーボードIC-BK06Liteはどこで購入できるの?
iClever社のホームページで販売されています。ホームページ上にはAmazonのリンクも貼ってありました。私はAmazonで購入しました。楽天では、代理店経由でしか購入できないようで、価格も公式サイトの販売価格よりも非常に高額になっています。

折り畳み式キーボードIC-BK06Liteの口コミは?
良い口コミ
肯定的な口コミとしては、Bluetooth接続が安定している、軽い、薄いというものが多く、大変好評でした。キーボードの打ち心地も悪くないという評判も多かったです。また、手荷物が多い人や、仕事等で飛行機に乗る際に機内にPCを持ち込む際にも便利だという意見もありました。iPad等の端末と接続するやり方も分かりやすかったという意見も多くありました。
Amazonのカスタマーレビューの評価でも、星5つが多かったです。2000件近くの評価数だったことから、人気商品であること、及びある程度評価の高い商品であるということが分かります。
悪い口コミ
否定的な口コミとしては、キーボードのNやMのある列(全体の右側下から2段目の段)の位置が通常のものとずれており、打ちにくいという意見が一定数ありました。確認してみると、本来NはHの右下、MはJの右下にあるところ、この商品の場合NはHの左下、MはJの左下にあります。おそらくこれは、折りたたみ式であるためにキーボードの中間は折り目としてキーボードのない部分を作らなければならず、そのためキーボード配列を無理矢理真ん中で分断してしまったからだと思われます。そのため、この商品に限らず他の折り畳み式のキーボードであってもこのような難点は当てはまるのではないかと思います。
私もキーボード配列をある程度覚えたうえでタイプしていますが、完全にキーを見ないというわけではないので、あまり気になりませんでした。完全にキーを見ないで打ちたい人や、キーボード入力が非常に早い人、PC等をかなりの時間使う方で複数のキーボードを使う方などにとっては大きな難点かもしれません。一方でキーを見ながらタイプする人や、キーボードを打つのがそこまで早いというわけではない人にとっては、あまり気にならないか、気になってもすぐに慣れるのではないかと思います。

折り畳み式キーボードIC-BK06Liteはこんな人におすすめ
低価格帯で使いやすいキーボードを探している人、及び折り畳み式のキーボードを探している人、荷物が多い人にはこの商品を強くお勧めできます。メインで使うというよりは持ち運び用といえると思います。また、外付けキーボードにまで高額なものを使う余裕がないという方にもおすすめです。
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