20~30年間、様々な英会話教材に触れてきました。年々、研究され改良される教材の中で、「この教材はすごい!」と思うものがありました。「アルク2000語えいご絵じてん」です。

この記事を読むとこんな事がわかります!
・アルク2000語えいご絵じてんのメリット
・ アルク2000語えいご絵じてんを購入するはどこが良いか
・ アルク2000語えいご絵じてんの口コミ
この記事は5分ほどで読める記事になっています。

私は子供英会話講師をしています。小学校の時、オーストラリアから日本に帰国しました。そのため、子供のころから「英語を教えてほしい」と言われることが多かったです。身近な友達に英語を教えるうちに、「どう教えるのがいいのか」ということを日頃から考え、大人になり子供向けの英会話教室を開設しました。
アルク2000語えいご絵じてんのメリット
ペンでタッチするだけで瞬時に音声が流れる
「じてん」と言っても、それ以上に豊富な内容が詰め込まれています。以前は、「アルク2000語えいご絵じてんCD付」というものでしたが、現在は、CDではなく「タッチペン付」に代わっています。CD付の物はCDプレイヤーにCDを入れ、「じてん」に記載のCD番号に合わせて再生する、という手間があり、なかなかCDをプレイヤーに入れる、という作業にまで至らず、絵や文字を追う、というような使い方をしていました。「タッチペン」に変わったことにより、「じてん」を開き、「タッチペン」をオンにし、文字のところをタッチするだけで音声が流れます。知りたい単語の音声が瞬間的に流れるのです。
3歳から使える絵じてん
「じてん」と聞くと、昔は白黒の活字ばかりのものをイメージしていました。近頃の「じてん」は国語辞典にしてもとてもカラフルですが、この「じてん」は「絵じてん」と名がついているように「絵」が主です。その可愛くて楽しい絵を見ているだけでも「英語は楽しい!」を思えます。子どもなら尚更、楽しそうな英語の世界を体験してみたいと思うはずです。絵は直感的に分かるものになっている為、3歳ぐらいの小さなお子様でも英語教材として使えるものになっています。
2000語」と豊富な単語量
最近は、「絵をタッチすると音声が流れる本」が数多くあります。ただ、「アルク2000語えいご絵じてん」はその楽しさ、便利さに加え、確実に教育として使える内容となっています。
タイトルの通り、「2000語」と豊富な単語量です。また、それぞれの単語は、カテゴリー別に分けられてあり、例えば「リビング」にある物の単語、「宇宙」にある惑星の単語など、ページ別に掲載されています。ページ数は200以上ですので、豊富なシチュエーション別に分けられています。単語はネイティブの小中学生がよく使う言葉が多いので、発達段階に興味を持つものが多くあります。
自然と子供が英語の歌を口ずさむようになる
身近なシチュエーションで使う言葉が研究されて一つの「絵じてん」になっていることだけでも「すごい!」と思いますが、実はそれだけではありません。
各ページに音符やチャンツのマークがあり、それをタッチするとそれぞれの項目に合わせた歌やチャンツが流れます。CDプレイヤーやスマホなど音楽が流れる媒体は豊富にありますが、小さな子どもに触らせるとなると、子どもには再生することができなかったりします。
この教材のいいところは、その点にもあります。英語は触れた時間の分だけ、子どもの場合は頭にのこりますので、当然、ちょっとした隙間時間に子どもに英語を聞かせたいと思うお父様やお母様も多くいらっしゃるでしょう。この「じてん」と「タッチペン」は、小さな子どもにも安心して操作させることができます。子どもが音符のマークを押すと音楽が流れることを知っていれば、「じてん」と「タッチペン」を持たせるだけで、喜んで音符のマークを押してくれます。何度も英語の歌を聴いているうちに、自然と子どもが口ずさんでいる姿を目にすることになるでしょう。
日常会話を聞く事で英語を覚える
「絵じてん」と「英語の歌」これだけでも、価値ある物だと思います。でも、「アルク2000語えいご絵じてん」はそれだけに留まりません。各ページに会話のマークがあります。その会話のマークをタッチすると、「二人の日常会話」が流れます。それも当然、コンテンツに合った会話です。この「二人の日常会話」は少しレベルが高いので、大人の英会話の勉強にも使えます。
無意識に英会話のリズムを頭の中に入れるようになる
「子どもにはむずかしくないの?」と思う方がいらっしゃるかもしれません。ネイティブの子どもたちは大人の日常会話を聞いて育ちます。それは、全てを聞き取って理解しよう、としているわけではなく、無意識に聞いて、無意識にそのリズムを頭に入れるということをしています。無意識的に頭に入れた英語のリズムで、なんとなく無意識に真似をし、話せるようになっていきます。
そのため、日本でもそのような状況に子どもをおくと、英語を話せるようになりますが、なかなかその場面を作ってあげることは難しいと思います。そこで、「アルク2000語えいご絵じてん」の中の「二人の日常会話」を使うといいでしょう。様々なシチュエーションの会話を聞くことができるので、いろいろな英語の文章のリズムを無意識にインプットすることができます。また、それぞれのシチュエーションに「短い会話文」も載っていますので、アウトプットには、その「短い会話文」を使うことをお勧めします。
アルク2000語えいご絵じてんはどこで購入できるの?
「アルク2000語えいご絵じてん」はアルクのショッピングサイトや楽天市場、Amazonなどで購入することができます。高額に感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、価格以上の価値ある教材だと思います。


アルク2000語えいご絵じてんの一般的な口コミ
各サイトのレビューには、教材に対する意見としては高評価のものが多く、タッチペンに対する意見としては壊れやすい、というものが多かったです。実際、私も一度壊れました。保証がついていたので、すぐに修理してもらいました。現在は、「じてん」と「タッチペン」ともに改良されているようです。「じてん」の絵はさらに可愛くなっています。単語数は2200語に増えているようです。「タッチペン」のデザインもスタイリッシュなものに変わっています。そして、専用のボックスがついている為、子どもの英会話の勉強意識を高めることができると思います。
私も旧製品よりも新製品の方がスタイリッシュでいいと思いますが、旧製品でも十分使い勝手がいいので、しばらくは今まで通り使おうと思います。以上、英会話講師から見た「おすすめしたい教材」を紹介しました。子どもには楽しくていい教材だと思いますが、同時にお父様やお母様にとっても一緒に英語の勉強ができる教材だと思います。

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