私は40代の会社員の男です。趣味で15年以上、ギターを弾いたり、DTMと呼ばれる音楽制作をやってきました。ここでは、近年の人気モニターヘッドホンである、ATH-M50xのレビューや比較などの話をしてまいります。
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ATH-M50xの進化版はこちらATH-M50xBT2

ATH-M50x(モニターヘッドホン)の紹介

ATH-M50xというのは、当然ながらヘッドホンとなります。見た目としては、色々な場所で見かけそうな普通のヘッドホンに見えるかもしれませんが、モニターヘッドホンと呼ばれているものです。モニター用というのは普通のヘッドホンとはちょっと違います。
私はこれを5年ほど使用しています。
モニターヘッドホンというのは、音楽制作者向けのヘッドホンとなります。有名なプロやアマチュアも含めたミュージシャンたちが使用しているものです。
ATH-M50xのメリット
私が使ってみた感想を説明すると、まずメリットなるのは、シンプルに音質が良いということです。音楽を聴くためのヘッドホンには膨大な種類がありますが、私が今まで使ったヘッドホンの中では、一番音質が良いと感じています。これにはイヤホンも含みます。
ATH-M50xは、特にアメリカではダントツで一番人気なモニターヘッドホンとなっています。私が聴いていても感じますが、アメリカ辺りの海外音楽と、とても相性が良い音に聴こえます。
ATH-M50xのデメリット
次に悪い点について話しましょう。ATH-M50xを見ると何かデカくて、ゴツい感じがします。装着すると頭が重くなりそうに感じますが、実際にちょっと重めのヘッドホンです。
このヘッドホンはモニター用ですが、DJなどが現場で使うことも想定しているようです。音楽スタジオの中で作業するミュージシャンや、DJが忙しく活動するような現場では、ヘッドホンはかなり酷使されます。
そのため、丈夫に作られている印象です。しかし、丈夫であることと引き換えに、ゴツくて重いヘッドホンになってしまっているのです。
ATH-M50xまとめ
まとめると、アメリカで一番人気のモニターヘッドホンになっているのが頷けるほど、音質が良いヘッドホンです。また、音楽のプロが激しく使用することを考えて、頑丈に作られているモニターヘッドホンでもあります。
あとこれは、メリットやデメリットというより特徴になりますが、低音が強めに出るヘッドホンです。低音の特徴については後述します。
ATH-M50x購入におすすめなところ
ATH-M50xは、大手の通販サイトであれば、ほぼ必ず売られています。モニター用なので一般人向けのヘッドホンではありませんが、モニター用でも、このヘッドホンが好きだという一般の音楽愛好家は多いです。そのため、音楽の製作者でなくても、容易に購入することができます。
次に値段についてですが、販売店によって少しばらつきがあります。ですが、そんなに大きなばらつきではありません。大体2万円前後の価格設定で売られています。通販サイトの最大手であるAmazonでは、現在2万円を下回る価格で売られています。
Amazonの利用者は多いでしょうから、Amazonでの購入がおすすめかもしれません。

そのほかでは、もし仕事や趣味で音楽制作をしたり、ギターを弾くのであれば、サウンドハウスで買い物をする人が多いでしょう。その場合は、サウンドハウスのポイントを使ったり、割引セールを利用すると、お得に購入できる可能性があります。
ATH-M50xの口コミ
・良いレビュー
ATH-M50xはアメリカで大人気なので、Amazonを見ると英語のレビューが大量に出ています。英語なので正確なレビューの内容は分かりませんが、評価5点満点で4点以上をつけている人が多いです。
しかし、日本でも知名度が高く人気もあるので、日本語のレビューも多く書かれています。それらを見ると、悪い点はあまり書かれていません。良い点をあげている人が多いです。
日本語レビューを具体的に見ると、低音から高音まで良い音質で鳴っていると言う人が多いです。
モニターヘッドホンは、低音から高音まで満遍なく聴こえる性能が求められます。そうしないと音が正確に聴き取れません。もしそのバランスが悪いと、音楽制作をするときに音が低い方か、高い方へ偏ってしまいます。
ATH-M50xでは、この辺りの音のバランスの評価が特に高いです。
・悪いレビュー
ですが、全て良いレビューというわけではありません。中には、悪い評価のレビューもあります。悪い評価の中で多いのは、低音が強めに出過ぎているという意見です。
他のモニターヘッドホンと比べると、低音が強すぎるというレビューが散見されます。
ATH-M50xの低音についてなのですが、これは最近の音楽では、かなり激しい低音を出すようになっていることが影響しています。特にアメリカの音楽では、激しく、でかい低音を出す傾向が強いです。
・悪いレビューがある理由
低音をモニターしてチェックしやすくしてあるのが、ATH-M50xの特徴の一つになっていると言えます。アメリカで一番人気のモニターヘッドホンなのは、その辺に理由があるのです。
現代音楽の機材と技術では、かなり大きい低音が出るようになっています。ATH-M50xは、そうした現代の音に合わせて作られているとも言えます。
ただ、昔の音楽を聴く人も多いですから、プロ向けのモニターヘッドホンと言っても、どんな音質が一番いいのかは、答えがありません。
ATH-M50xがおすすめな人は?
ギターを弾いていたり、DTMと呼ばれるような音楽制作をしているのであれば、使用ヘッドホンの候補には入れておきたいです。特に現代の音楽にはかなり合うように作られていると思われます。
さらに具体的な細かい話をすると、もし音楽制作をしていて、ベースなどの低音をもっと正確に聞きたい場合は、このヘッドホンはかなりおすすめです。低音を強く鳴らしてくれて、低音の解像度がかなり高いです。
そして、アメリカなどの海外音楽を聞いている人も、ATH-M50xを購入候補に入れるのはおすすめです。特に最近のEDMと呼ばれているような、打ち込みで作られた音楽と、ATH-M50xは相性が良いと言われています。
モニター用ヘッドホンなのですが、モニター向け以外の用途にも利用できるという意見が多いです。プロの音楽関係者ではなくても、このヘッドホンを使って、普通に音楽を楽しんで聞いている人は大勢います。
しかし他のヘッドホンと比べると、丈夫さを重視して、大きめで頑丈に作られています。特にヘッドバンドは頑丈で硬めな印象です。ヘッドバンドを頭に乗せたときに、違和感を感じるかもしれませんから、購入前には注意しておきたいです。

ATH-M50xBT2
ATH-M50xを紹介してきましたが、ATH-M50xの進化版であるATH-M50xBT2が発売されています。このATH-M50xBT2がとんでもなく評価が高く大人気のようです!私はATH-M50xで十分満足しているので購入する予定はありませんが、これからモニター用ヘッドフォンを購入する予定の人はATH-M50xBT2がお勧めです。ATH-M50xとの価格差は2,000~3,000円になります。

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